どこのどいつだ?! こんな脚本を書きやがったのは?!(知ってるけど)
3回も繰り返し観ちゃったじゃねえかっ! 楽しすぎるぞこんにゃろう!!
悲しくてせつない話なのに面白い。本当に尻上がりに熱くなるなぁキバは。
いい意味で戦士失格の名護も、いい意味でキング失格の太牙も、
音也も真夜も殺さなかった同じくキング失格の過去キングも、
そして、同じ立場になって初めて渡を認めた嶋も、
悪い奴や憎たらしいキャラ達まで全部まとめて好きになってしまう不思議。
アギトとか555で感じたものと一緒だ。認めたくないが信者みたいだな。
「いつものでいい?」のマスターと「今日の珈琲は格別だ」の嶋に感動。
ゆりからイクサナックルを受け取り変身「逃がさねえよ」の音也に燃えた。
そして深央の最期に驚愕。先週気になった溜息の表情はこれだったんだ。
太牙が違和感を感じるほどデレデレしていたのはこの為だったんだと納得。
愛する渡の腕の中でパリン。そして無音の鎖。「嬉しい」の一言が沁みた。
なにかふっきれたかのように、熱心に仕事する深央の姿にゾクっときた。
やり終えたあとにもらした溜息と、濃いめの化粧に痛々しさを感じる。
そのあとの真夜に対して強気の台詞は、まさに嫁と姑の会話みたいだった。
「キングになるのは渡さんです太牙じゃありません」とか言いながらも、
太牙の男心を弄ぶ深央の恐ろしさに脱帽した。でもここでも溜息の表情。
どの場面でもニヤリと悪魔の笑みをもらさないところが逆に怖いかも。
しかし太牙の喜び様は凄かった。行く末を想像すると可哀想に思える。
ゆりの墓の前で、嶋はファンガイアに「懺悔のつもりか?」と言われた。
もしかしてゆりを殺したのは嶋なのかなという疑惑が生まれた。
そして未だに出てこない恵の父(ゆりの夫)。ストーリーに関係ないのか。
それともこのあと登場して話を大きく動かすのか。残り5?6話だしなあ。
このまま未登場で終わる気がする。…まさか嶋。…いやいやまさかそんな。
(以上、昨日11月30日放送の感想)
健気に勉強して一生懸命作った料理でおもてなし。
おかわりもあるよ、どんどん食べてね、と笑顔で和やかなムード。
が「それで渡さんいつ太牙を倒してくれるんですか」にゾクっときた。
僅か1分間の場面に、癒し要素とホラーな展開が凝縮。今週のNO.1だ。
次に過去キングに対しての、音也の宣戦布告。
ただのチャラ男から、ゆりへ猛烈アタックし、やっとゆりが振り向いたら、
真夜に浮気して愛し合い、過去キングに別れろと発言。正に紆余曲折。
「人間だのファンガイアだのそんなの関係ない」ここに全て詰まってるね。
そして、取り込まれる3人。
なんかいよいよ終局だなあと感じさせてくれる、解り易くて切ない展開だ。
でもガルルだけほんの少し盛り上がったものの3人共あっさり収納された。
過去キングは依然ノーダメージだ。これじゃ音也イクサが倒せる訳がない。
まだまだお楽しみが残されてるんだろう。波乱の連続が待ってるんだろう。
非常にわくわくする。年末年始は仮面ライダーの結末に胸がドキドキ!
ここ9年、ずっと毎年この時期はこんな感じだ。
(以上、昨日11月23日放送の感想)
555の草加雅人の域には程遠いが、最初は充分イヤな奴路線だったのに、
すぐにギャグ担当になったのち、憎まれ役を健吾に押し付けた名護。
戦闘中の曲に違和感を感じOPのテロップを見直したら、名護バージョン。
一時期の空気化寸前の頃に比べて、随分と出世したもんだねえ。
で、名護が大活躍するのかと思いきや、ボコボコにされて吊るされた。
変身前の登場シーンまではカッコ良かったんだけど、やっぱ相手が悪い。
キングとビショップ相手に、ライジングイクサが敵うわけがない。
結局は迷う渡を奮い立たせる為の犠牲的なやられ役なのかな。可哀想に…。
今回は、太牙と嶋の関係が明らかになった。これにはかなりびっくりした。
台詞から真夜があずけたとゆう話だが、何故嶋にっていう疑問が沸いた。
あと疑問なのは、渡の幼少期の映像でのラスト。あれは一体なんなんだろ。
昔のトラウマかなにかだろうか、次の放送が待ち遠しくて仕方無い。
(以上、昨日11月16日放送の感想)
ゆりが真夜の正体を知り、いよいよ音也との決別かといったところ。
3色の3人も取り込まれる寸前まできている。もうすぐ現代編に繋がるね。
現代編では、渡が周囲に自分の正体を公表した為に物語は大きく動いた。
いよいよ終盤に向けて、今まで以上の盛り上がりとなってきた。面白い。
嶋の善人面に隠れた怪しい部分がチラリ。回想に出てきたのは太牙かしら。
悩み苦しむ名護と恵は人として当然だと思うが、健吾だけは理解できない。
名護の「手元が滑った」は良かった。結構いい奴じゃん。
またチェックメイトフォー達の態度も大きく変わってきた。ここも面白い。
弟の渡を仲間というか部下にしようとする太牙と、それに従うビショップ。
その太牙を倒して2人で幸せになりましょうと言う深央。女ハ怖イッス。
いや個人的に渡と深央はお似合いだと思うが…。哀しい結末になるんかな。
(以上、昨日11月9日放送の感想)
渡には次狼が、太牙と深央にはビショップがそれぞれ言葉をかけるのだが、
そんな事で落ち着く訳がなく、シリアスなムードが続いてゆく。
渡に対し、どうしようもない事と突き放す深央の台詞はせつなかったなあ。
タイトルの母と子の再会は、2つのパートに分かれていた。
真夜と太牙の再会と、真夜と渡の再会の微妙に違う描写が良かった。
先代キングそっくりに育った太牙。音也のテンションを継いでない渡。
真夜の渡に対する冷たさも哀しいものがあった。実に重いストーリー。
もはや健吾のイクサとか、名護の寒いギャグは本当に要らない。
主要キャラのお話だけでいいじゃないかと思うが、
それじゃお子様向けヒーロー番組としては成立しないんだろう。
妥協して見ても、やっぱシリアスムードに水を差す浮きっぷりが残念だ。