全12話、本当に面白かった。終わってしまい残念だ。
最後に依頼人に頼まれ、決め台詞「しかるべく」で終わるラスト。
なかなか味なことをやってくれる。その先がどうなるか気になる。
結局、怨み屋の正体は明らかになったような、うやむやなような、
続編が有るような、無いような、不思議な感じの最終回だった。

最終回にして、前週11話の後編にもあたる今回の話は、
寺田農にあっさり捕まって、弱いじゃんと落胆していた気持ちを、
見事に覆してくれた鮮やかな逆転劇で、面白かった。
計画通り、親玉に手下を殺させるあたりが、なんとも恐ろしい。
そして、テレビやネットや街頭に流して、暴露するところなんて、
まさにハングマンの現代版って感じで、非常に良かった。
一番好きな回は、第4話の「十代の暴走」で、決着の付け方と、
怨みの発端となる拉致のえげつなさが、衝撃的で怖かった。
仮面ライダーナイトをやってた、松田悟志がゲストでもあった。
他の回でも、わりと好みの役者さんが多数出演していたし、
木下あゆ美と寺島進が、ハマリ役で実にいい演技だった。
「このままシリーズ化しないのは、勿体無い!」
そう思わせてくれる、本当に楽しいドラマだった。
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